2021.10.27 17:18里芋くん秋も深まって参りました。秋を楽しみながら冬の準備。季節の野菜を食べると自然に季節の巡りに適応していくのには驚きます。例えば里芋。秋は白いものを食べなさいと東洋の食養生では伝えられています。デンプンを蓄えること、秋の白い食べ物は肺を潤すとも言われます。この時期ならではの特徴は皮が剥きやすいこと。いい感じに乾燥させた里芋は皮がぽろっと取れるように向けます。包丁でしごくように皮を取り、煮物にします。今日は、昆布と一緒に煮ました。柔らかくなってきた頃にみりんとお醤油を加えます。ほっこりした里芋は、心もほっこりさせてくれます。
2021.10.26 18:28食養生の会 再開しました芦屋の三戸岡クリニックという、内視鏡専門に併設された健腸研究所で月に数回「食養生の会」を開催しています。このクリニックには胃腸に問題がある方が来院し、ポリープの切除などをされます。問題のあるところを切除するなどで治療していきます。このクリニックの特徴は、院長の三戸岡英樹先生が「治癒力」を大切にしていることです。病気を根本的に良くすることに取り組んでらっしゃるのです。そこに、食について学んできた私の調理「陰陽調和の重ね煮」が、はまりました。「陰陽調和の重ね煮」とはマクロビオティックの創設者である桜澤如一先生と共に食養生を研究されていた小川法慶先生が考案された調理法です。食材の陰陽を考慮して蒸し煮、もしくはスープにしたお料理です。私の先生は、小川先生のもと...