肥満と炎症と妊娠のつながり

身体の『炎症』ってイメージできますか?

よくあるのは、花粉症、極度の日焼けでヒリヒリする。傷口に菌がついてしまい赤く腫れ上がる。

赤く腫れて、熱を持っている感じです。

それ以外にも身体の中で炎症の原因となる物質を出し続けているものがあります。

それが『脂肪細胞』なのです。

まず、もう一度【炎症】を分けて考えてみます。

整理して考えると単なる記憶ではなくて、仕組みがわかって腑に落ちるんです!

直接の原因が

・感染性のもの・・・身体の外から

・非感染性のもの ・・・身体の中から

時間で分けると

・急性の炎症

・慢性の炎症

【肥満】は、身体の中からの慢性の炎症です。

◯引用

肥満によって脂肪細胞が大きくなり過ぎると脂肪細胞は死んでしまい、これを貪食するマクロファージなど免疫細胞が脂肪組織に集まり、炎症を引き起こします(注1。 この炎症が全身に影響を与え、生活習慣病の原因になると考えられています。2023/06/20

肥満細胞から、炎症を引き起こす物質も出ていて、身体は普通に軽く炎症気味と考えられます。

この【炎症】で一番分かりやすいのは、鉄の吸収が弱まることです。

私たちの血液には鉄分をたくさん必要とする赤血球があります。私たち人類は、地上に豊富な『鉄』を身体の仕組みの重要な部分を担う物質として選んだようです。

鉄は錆びます!

身体の中で、鉄が錆たら大変なことになるから、身体が炎症状態になるとヘプシジンというホルモンが鉄の吸収を抑制するというのです。

鉄は、身体の細胞に酸素を運んでくれるほか、タンパク質とビタミンCがコラーゲンを形成するときにも欠かせません。

よって、酸素が巡らなくて、コラーゲンができにくいとなると、妊娠は・・・しにくことが容易に想像できます。鉄は、私たちの活動エネルギーを作ってくれる『ミトコンドリア』の元気さにも関わってきます。

以上、とっても大雑把なんですが、肥満と炎症と妊娠の関係でした。

肥満ではなくても、女性は鉄不足になりすいです。

炎症具合は、毎日の食事で変わります。

 

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